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2023.05.08

電気自動車入門の入門 その4 充電ってどれくらいメンドクサイの?

当店スタッフブログにご訪問ありがとうございます。
オーダーメイドで作る電気自動車のカーフロアマット専門 はるみ商店です。

電気自動車と言えば「充電に時間がかかるんでしょう?」「ガソリン満タンまで3分だけど…」
という心配が真っ先に浮かぶかもしれません。

確かにCHAdeMOなら急速充電最大30分、テスラなら時間制限無しで1時間でも2時間でも(設定充電制限までですが)時間を掛けられます。
「そうでしょ、ガソリンで動く車の方がやっぱり便利!」

この答えは分かり易いのですが、実はそう単純ではないのです。
なぜなら電気自動車の運用とガソリン車の運用は違うからです。

電気自動車の充電には大きく分けて3つあります。

1,基礎充電 2,経路充電 3,目的地充電

それぞれの意味をご理解いただくと、なるほどガソリン車にはないメリットもあるのかと思えるかも知れません。
そうなる様、それでは順番に今回は1,基礎充電を説明させてください。

基礎充電とはお家充電の事です。(普通充電)
家に充電器を置くってどんだけお金をかけなきゃいけないのと思われる方もあるかも知れません。

カーディーラーなんかにある急速充電器なんか数百万円かかります。
90Kw級なんか受電設備の建設が要りますし、電気料金も家庭用とは違って大変高額。

でもご心配なく、基礎充電に急速充電器は不要です。

200Ⅴの屋外コンセント(3kw)を一つ付けるだけでも良いです。
これなら10万円でお釣りがくるケースが多いでしょう。

更に速く充電したい場合は専用の充電器を取り付けるのですが、それでも30万円も掛からないケースが多いです。
これですと6kw以上で充電できますから、大容量バッテリーモデルには良い選択です。
ただ、車両によっては3kwまでしか受け付けない場合が多いですからそこは気を付けて下さい。

私の場合はモデル3ロングレンジですが、リーフと共用ですので200Ⅴのコンセントが一つあるだけです。
それでも普段の運転には7,80%で全く支障ないです。
愛知県から首都圏とか関西とか片道300km以上走る予定があれば満充電にするくらいです。
(リーフ24kwhモデルなら8時間で100%は行きますので、帰ったらプラグインで常に100%くらいで使ってました)

ガソリンスタンドに行かずとも家にある200Ⅴのコンセントで通勤やレジャーに使用できる訳ですから本当に楽になりました。

一軒家じゃない場合コンセントの設置が難しい場合があると思います。
それでも、最近では集合住宅向けの充電設備を積極的に推進する企業もありますので将来は改善されるかもです。

バッテリーが小さな30kwh以下の車ですと自宅充電が出来る環境は必要だと思いますが
テスラ車など高速な充電設備が近所にある場合は自宅充電無しで十分運用できると聞きます。

このように自宅充電環境を整えれば、帰ったらプラグインでガソリンスタンド知らずになれる訳です。
これはガソリン車では味わえない便利さですよ。

もう一つの選択肢を紹介しましょう。
それはV2Hです。

これこそ電気自動車の醍醐味かも知れません。

次回はこれのお話にしようと思います。