2023.06.20 スタッフブログ
日産リーフvsテスラモデル3 その7
当店スタッフブログにご訪問ありがとうございます。
オーダーメイドで作る電気自動車のカーフロアマット専門 はるみ商店です。
いよいよ、我が家にテスラがやってきたわけですが
しばらく1年以上はリーフとの併用が続きます。
それぞれ一長一短があるのでどちらかが圧倒的に良いとは言えない訳ですが
店長の私が思う事を簡単に書いておきたいと思います。
1,リーフのサービス体制はテスラの比ではない
これはもうリーフの圧勝です。
全国に約2100店舗(サービス工場)あるリーフと
モバイルサービスを含めて国内に18か所のテスラでは仕方がないでしょう
国内の保有台数比で言えばいい勝負かも知れませんが
北海道、四国には拠点が有りません。(23/6現在)
提携工場を含めれば数は増えますが、それでも日産のサービス網には敵わないです。
また、担当営業マンは存在しないのがテスラです。
都度担当者は変わります、情報の引継ぎはしっかりしていますがアットホームな雰囲気はないですね。
とは言え、納車から2カ月以内に2回修理が発生しましたが(それはそれでどうよと思いますけど)
対応は必要にして充分、丁寧で満足できましたという事は付け加えておきます。
日産に慣れていたので部品到着の遅さはちょっと感じましたが。
2, 購入時のサポートはリーフの勝ち
これもまたリーフの圧勝です。
例えば電気自動車と言えば補助金ですが、補助金の申請をユーザー自身が行うのはテスラ
申請を代行してくれるのはリーフです。
また、登録に必要な書類も面前で確認しながら記入させてくれるのはリーフ。
すべてマニュアルを見て自分で書き込むのはテスラです。
簡単さはテスラが上かもしれませんが、一生に何度経験するかわからない作業を全てユーザー任せにするのは
あまり日本人向きではないかも知れません。
3, 車両性能、走行性能はモデル3の圧勝
1,2もクリアできる、そんなに壊れるもんでもないしとお思いの方はこの3にたどり着けます。
この部分はどうしようもありません。
搭載バッテリーはM3Lがリーフの2倍弱、電費も良い事から後続可能距離も2倍と言っていいでしょう。
実際500kmを無充電で走れました。
それよりなにより、異次元の加速感、オートパイロットの優秀さ、純正オーディオの質の高さ
どれをとってもモデル3が上回ります。
スーパーチャージャーの存在も忘れてはいけませんね。
(チャデモも高速化してきていますが、残念ながらリーフ40Kwhモデルでは恩恵を受けられません。)
だから、ロングドライブも苦にならなくなってしまうのでしょう。
モデルSの加速には到底及びませんが、リーフと比較した場合には圧倒的に早く感じますし
走る曲がる止まるの3要素もモデル3が上です。剛性感もBMWに負けない物です。
振動の収束もモデル3が早いです。すぐに安定してくれます。これを固いと言う意見もありますがここは試乗で確認してくださいね。
(意見には個人差があります)
ただし、現状のテスラはV2Hに対応していません。
テスラはパワーウォールという蓄電池を販売する事で目的を達成しようとしています。
結局、車として欲しくなってしまい、価格面でも納得がいけて、サービス体制は何とかなる地域だという場合は
テスラを選んでも良いでしょう。もともと電気自動車に必要な覚悟が更に多く必要な車だと思います。
店長の場合は半径40km圏内にサービスセンターがありましたのでほとんど苦になりませんでした。
日産Dは5km圏内でしたが...。
リーフは全て営業マン任せにしておかないと心配だ、サービス工場から引き取りが無いと嫌だ。
従来通りの営業マンとお付き合いのある関係を続けたいという方なら、迷わずリーフ(サクラ、アリア)を選択した方が幸せかも知れません。
買った後が長いのが自動車という商品ですから。
蛇足ですが、この国内メーカーの特長を再現しようとしているのがBYDだったりします。
という事で今回のテーマはここまでとします。
次は何を書きましょうかね。
ではまた。